さまざまな会社から発売されている私的医療保険。タイプ別に比較してみました
医療保険には、保険料の支払い方法の違いで貯蓄型と、掛け捨て型があります。貯蓄型では、解約・満期で一定額の保険料が払い戻されてきます。掛け捨て型は、基本的には払い戻しがありません。医療保険は、この「貯蓄型」と「掛け捨て型」のどちらを選ぶかが最初のポイントになります。掛け捨てが嫌いな人は、生存給付金(ボーナス付き)のあるタイプを選びがちですが、本当に割安かどうか実際に計算してみる必要があるでしょう。 一般的に、還付金がある「貯蓄型」は保険料が高く、払い戻しのない「掛け捨て型」は保険料が安い傾向があります。貯蓄型であっても保険期間中に入院や手術で給付金が支払われない限りは解約・満期まで保険料が返りませんし、利率もそれほど良くありません。また、自由にお金を引き出すこともできません。貯蓄をするのであれば、保険とは別に貯蓄用口座等を用意したほうが資産を管理しやすく、利率の良い金融商品(定期預金やMRFなど)を利用することもできます。医療保険は安い「掛け捨て型」を選んで出きる限り月々の保険料を抑え、浮いた保険料分を貯蓄に回していく方が賢い選択と言えましょう。
医療保険は、保険料の払込期間と保障期間によって「終身型」と「定期型」があります。終身型とは死亡あるいは所定の障害状態にならない限り保障が続き、加入時の保険料がそのまま据え置かれるものです。支払方法によって、短期払いと終身払いがあります。短期払いは60〜80才前後で保険料の払込が終了するものです。月々の保険料は高くなりますが、早期に保険料を払い込んでしまうので、定年後の収入に不安を感じている人たちには人気があるようです。終身払いは死亡あるいは所定の障害状態にならない限り保険料の支払いが発生します。定期型は一定の保障期間(10年など)が設けられ、期間終了時に保険契約と保険料が更新されます。また、定期型は加入時の保険料は終身型よりも安価ですが、保障期間が終了すると自動で契約が更新されることがが多く、更新後の保険料は更新前よりも高くなります。
入院保険とは、病気やケガがもとで入院するした場合に支払われる保険です。それは1日あたりいくら位掛かるものなのでしょうか?入院時の治療に必要となる金額は、独身者や子供のいない共働き夫婦などでは、通常1日五千円程度と言われます。また、自営業や扶養家族がいる世帯では1万円程度必要でしょう。入院するときには手術や通院といった医療サービスが同時に必要となることが多いため、医療保険にさまざまな特約をつけたものが入院保険として販売されています。給付額は3千円、5千円、1万円などで支給金額が大きくなるほど、保険料も高くなります。また保障限度日数などにも違いがあるようですが、ほとんどの保険会社共通の保障内容は入院日数に応じた保険金が支払われるということです。入院中の自己負担額を少しでも軽くするのが目的の保険です。